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kadaiyacht2

後輩へ伝えたいこと その1


こんばんは、コンドルです。


 たくさんの方に閲覧して頂いてるみたいで、ブログが好調なスタートを切ることができました。ありがとうございます!(みんなでヨット界を盛り上げていきましょう!!!)


 現役で僕だけブログ投稿しまくってますが、それほど伝えたいことがたくさんあるって事です。

 文章下手ですが、それでも部活という限られた時間だけでは後輩に伝えきれないし、多分リアルでは苦笑いされるだけなのでブログで自由閲覧型にしようと思い今回は投稿してます。

( 今電車で移動中なので時間があるのです。)

 

 今回は、「中動態でみる勝負ごと」について書いていこうと思います。なんだ、ヨットのことじゃないのか…と、思った後輩よ、勝負に哲学は必須だ!!

 長い!と思った人は3くらいから読むといいかもしれません。


1.古代インドの世界

 考えてみてください。現在、我々は能動態(〜する)と受動態(〜される)の世界に生きています。大体のことをこの二つの概念で表せますね。

 能動態は相手に動作が向けられて、相手のうちで完結するイメージ。これに対して、受動態は相手から発せられた動作が自分に返ってくるイメージ。

 しかし、古代インドには能動態といった概念がなくって、その代わりと言うと違いますが、「中動態」と言う概念が存在するのです。


2、中動態とは

中動態のイメージは上二つとは全く違う考え方で、自分は「うつわ」です。能動態で「私はあなたを愛する」という例文があってこれを中動態に直すならば「私にあなたへの愛がやってきて、私にとどまっている。」と表現するのです。

この中動態という概念に対して僕は能動態よりもとても本質的な表現であると感じました。


3、勝負事につなげる

これはつまり、「勝利の女神が微笑む」であったり、「運が味方する」ということにている気がしませんか?でも、僕は神を信じていないので、何か愛という漠然としたものがふわふわ漂っている中動態のようなイメージが感覚的にしっくりきてるのです。(普段から神様への信仰心がないので、あんまり助けてくれたことが…。)

ある程度の段階にある当事者の戦いは、「私に勝利の気がやってきて、私にとどまる」方が勝つのではないのか。であるならば、そういった「うつわ」としての自分を磨く必要があるのではないのか…。(徳を積むって表現をすることもありますよね)


4、うつわとしての自己

ではどのようにして磨きをかけるのか…。僕の今のところの答えは「受け入れるうつわとして、全てを受け入れまくる。」ということです。自分の下手さ・弱さはもちろん、面倒なこと、大変なこと、もちろん楽しいことも全てを快く受け入れる覚悟を持って逃げないこと、で磨きがかかるような、かからないような…。僕もまだまだ若造ですから分かりきってないです笑笑

「私は〜の権利があるから、絶対にこんなことしません!!」みたいによく理解も仕切ってない権利を盾に自分を閉ざしてしまうのではなく、「物は試しで!」といったオープンな心持ちでいる時に物事がうまく運んでいってる気がします。


5、終わりに

僕は自己啓発本が大嫌いですが、いざ書いてみるとそんな感じになってしまったような…気もしますね。ぎゃー!!。また、中動態の説明が分かりにくいって方、中動態について知りたくなったあなたは、参考図書を読んでみてください。



ヨットの大会では『読者のあなたに勝利の雰囲気がやってきて、あなたにとどまる』ことをお祈りします。


参考書 「利他とは何か」著 伊藤亜紗/編・國分功一郎・中島岳志・磯崎憲一郎・若松英輔 氏





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1 Comment


キュリオス
キュリオス
Oct 07, 2021

🤔

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